初級シスアド過去問題 コンピュータウイルス

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問1

安全対策(セキュリティ管理)の説明として,正しいものを二つ選べ。

初級シスアド 平成6年度 午前 問64

  • ア 安全対策としては,データの漏えいや盗難の防止だけでなく,プログラムやデータを破壊する,いわゆるウィルスの侵入防止・発見・除去も重要である。
  • イ 3.5インチフロッピーディスクに付いている書込禁止のノッチ(ツメ)は,手動のほかにプログラムからの指令でも動かすことができる。
  • ウ パーソナルコンピュータは小型軽量化が進み,持ち運びが容易になっているので,データやプログラムだけではなく,パーソナルコンピュータの盗難を防ぐ手だても重要な安全対策の一つである。
  • エ データを暗号化すると,盗まれても内容を読まれる可能性が低い。しかし,コピーユーティリティでも読めなくなるので,複製することができず配布が不便になる。
  • オ ユーザIDとパスワード(合言葉)を組み合わせた安全対策では,パスワードに続いてユーザIDを入力する。
  • 解答:ア,ウ

問2

コンピュータウィルスによる被害の発生を食い止める方法として,効果のあるものはどれか。

初級シスアド 平成7年度 午前 問53

  • ア ウィルス感染の危険性を軽減するために,プログラムは複数のフロッピーディスクにコピーしておいた中から,ランダムに選んで使用する。
  • イ ウィルス同士は互いに副作用を及ぼしあうので,ウィルスの感染に気付いたら速やかに種類の異なる別のウィルスをインストールする。
  • ウ パーソナルコンピュータにウィルスチェックソフトウェアをインストールしておき,必要に応じてウィルスの有無をチェックする。
  • エ プログラムを入手したら,内容をいったんプリントアウトして,手で再入力してから使用する習慣をつける。
  • オ フロッピーディスクをあちこちに持ち運んで使用するときには,書込み禁止孔をふさいでから装着する。
  • 解答:

問3

ウィルスチェックを行ったところ,幾つかのファイルが感染していた。このときとるべき措置として,適切でないものはどれか。

初級シスアド

  • ア ウィルス除去ソフトを用いて,ウィルスを除去する。
  • イ ウィルスの感染元がどこにあるかを調査する。
  • ウ 感染が明らかではないが,潜伏している可能性があるので,すべてのファイルを削除する。
  • エ 他のパーソナルコンピュータにも感染しているおそれがあるので,菅理者にすぐに連絡する。
  • オ バックアップも含めて保管しているすべてのファイルに対して,ウィルスチェックを行う。
  • 解答:

問4

近年ウイルス被害が急増した。その要因を述べたものとして,正しいものはどれか。

初級シスアド 平成10年度 午前 問64

  • ア ウイルスが,市場占有率の高いオペレーティングシステム(OS)に直接作用するように作られているので,そのOSの市場占有率に比例してウイルスの被害も増加したため。
  • イ ウイルスが,パソコン内のハードウェア(ROM)に対しても感染するようになり,感染力が一挙に強まったため。
  • ウ ウイルスの仕組みが巧妙になった結果,そのプログラムサイズが極めて小さくなり,発見が遅れ,感染範囲が広がってしまうため。
  • エ 従来のプログラム感染型のウイルスのほかに,ワープロなどの文書に感染するウイルスが作成され,電子メールなどを通じて簡単に感染するようになったため
  • 解答:エ,ア

問5

A君が受け取った匿名の電子メールに添付されていたワープロ文書を開いたとたん,ワープロソフトが異常終了してしまった。この原因として,受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能性が考えられる。A君の処置として,最も適切なものはどれか。

初級シスアド 平成10年度 午前 問67

  • ア 現象が再発するかどうか,必要ならワープロソフトを再インストールして現象を確かめる。
  • イ 社員全員にウイルス発生の警告の電子メールを発信する。
  • ウ パソコンをネットワークから切り離した後,OSの再インストールをする。
  • エ パソコンをネットワークから切り離した後,電話でシステム管理部門の担当者に連絡する。
  • 解答:

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問6

ワクチンソフトの利用に関する記述のうち,正しいものはどれか。

初級シスアド 平成11年 春期 午前 問70

  • ア ウイルスはプログラムファイルに潜伏するので,ワクチンソフトはプログラムファイルを検査するように設定すればよい。
  • イ ワクチンソフトのパターンファイルは,そのパターンファイルの作成日以降の更新日付をもつソフトウェアをインストールしない限り,置換えの必要はない。
  • ウ ワクチンソフトをコンピュータ上に常駐させると処理が遅くなるので,普段は起動せず,ウイルスに感染したときに起動すれば十分である。
  • エ ワクチンソフトを使ってもウイルスを完全に駆除できない場合があるので,ファイルのバックアップを作成しておくなどの復旧手段を準備しておくべきである。
  • 解答:

問7

ある日,A君に社外から“新種のコンピュータウイルス発生に関する注意”と題する電子メールが送られてきた。発信人はA君の知合いではなく,電子メールの本文にはウイルスの特徴とともに,できるだけ多くの人に,その電子メールを転送するようにという注意書が付いているという。この電子メールに対する対応についてA君から相談を受けた部門のシステムアドミニストレータが取るべき行動として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成11年度 秋期 午前 問60

  • ア その電子メールをできるだけ早く社員全員に転送するようにA君に助言する。
  • イ その電子メールを部門内にだけ転送するようにA君に助言する。
  • ウ チェーンメールの可能性が高いので,注意書を無視するようにA君に助言する。
  • エ 部門内で早急にウイルス対策チームを作るように呼び掛ける。
  • 解答:

問8

マクロウイルスに関する記述として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成11年度 秋期 午前 問70

  • ア 電子メールの添付ファイルとして送られてきたワークシートに潜伏していることはない。
  • イ 電子メールの添付ファイルとして送られてきたワープロの文書ファイルに潜伏していることはない。
  • ウ マクロウイルスが潜伏しているワークシートを,ハードディスクに格納しただけでは感染しない。
  • エ ワクチンソフトでは検出できない。
  • 解答:

問9

スタンドアローンで使用しているパソコンにおいて,ウイルスチェックを行ったところ,幾つかのファイルが感染していた。このとき,取るべき措置として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成11年度 秋期 午前 問71

  • ア ウイルスの種類を調査するために,感染したファイルをそのままの状態でほかのハードディスクにコピーする。
  • イ 症状は現れていないが,潜伏している可能性があるので,ハードディスク上のすべてのファイルを必ず削除する。
  • ウ バックアップも含めて,そのパソコンで処理したすべてのファイルに対して,ウイルスチェックを行う。
  • エ ほかのファイルヘの感染を防止するために,前日にバックアップしたMOやフロッピーディスクを書込み禁止にする。
  • 解答:

問10

ある会社の資材担当者が取引先ヘインターネットで電子メールを送信したところ,不明なファイルが添付されているとの連絡が取引先から入った。資材担当者は添付した覚えがなく,電子メールソフトのマニュアルを見ても,添付されるとは記載されていないファイルであった。この場合の対応策のうち,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成12年度 春期 午前 問69

  • ア 自社のウイルス統括部門に調査を依頼し,対応策を確認した。
  • イ 送信履歴の添付ファイルを開き,確認した。画面上に見覚えのない画面が表示されたので,送信履歴から送信メールを削除した。
  • ウ どのような内容が送信されたのか,添付ファイルを開いて確認してくれるように送信先に依頼した。
  • エ パソコンにデータ破壊などの異常は発生していないので,問題なしと判断し,そのままにした。
  • 解答: