クライアント・サーバー型とピアツーピア型過去問題
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問1
集中処理システムと比較した場合の分散処理システムの特徴に関して,正しい記述はどれか。
(初級シスアド 平成6年度 午前 問36)
- ア 一部の装置の故障がシステム全体の停止につながることが多い。
- イ 機能の拡張や業務量の増大に対応したシステムの拡張などが困難である。
- ウ 機密保護やセキュリティの確保が容易である。
- エ システム全体を効率よく運用するための運用管理が複雑になりやすい。
- オ ネットワークの性能はシステム全体の性能にあまり影響を与えない。
- 解答:エ
問2
ピアツーピア型LANの記述として,正しいものはどれか。
(初級シスアド 平成6年度 午前 問41)
- ア アダプタとケーブルでパーソナルコンピュータを何台でもつなぐことができる。
- イ 機密保護対策がなされているので,機密データの伝送に向く。
- ウ 高速,大量データの伝送に向き,基幹システムとして使用される。
- エ サーバ専用のコンピュータを設置する必要がない。
- オ ネットワーク機能が不要である。
- 解答:エ
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問3
クライアントサーバシステムに関する次の記述のうち,正しいものを二つ選べ。
(初級シスアド 平成6年度 午前 問63)
- ア クライアントとサーバは,必ずしも同一種類のオペレーティングシステムを使用しなくともよい。
- イ クライアントを複数にする場合は,それぞれ別のコンピュータが必要である。
- ウ サーバはデータ処理要求を出し,クライアントはその要求の処理を実行する。
- エ サーバプログラムは必要であればクライアントとなって,その処理の一部を更に別のサーバに要 求することもある。
- オ サーバ用のコンピュータは1台に限られる。
- 解答:ア、イ
問4
A〜Cの3台のコンピュータが,図に示すようなLANに接続されている。このLAN上で,プリンタを接続して必要な設定さえすればプリントサーバとして機能し得るコンピュータとその理由の組合せとして,適切なものはどれか。
(初級シスアド 平成7年度 午前 問39)
機能し得るコンピュータ | 理由 | |
---|---|---|
ア | A | プリントサーバーは、ネットワーク上でファイルサーバから最も遠く離れたコンピュータでなければならない。 |
イ | B | プリントサーバーは、ネットワーク上でファイルサーバに隣接するコンピュータでなければならない。 |
ウ | C | ファイルサーバにしかプリンタは接続できない。 |
エ | AとC | プリントサーバは、ネットワーク上でターミネータに隣接するコンピュータでなければならない。 |
オ | AとBとC | プリンタを接続しさえすれば、どのコンピュータもプリントサーバとして機能することができる。 |
- 解答:オ
問5
クライアントサーバシステムにおけるサーバの機能や特徴に関して,不適切な記述はどれか。
(初級シスアド 平成7年度 午前 問74)
- ア コミュニケーションサーバは,ネットワークを利用して他のコンピュータと通信を行うための通 信プロトコル変換機能などを有している。
- イ データベースサーバはデータの集中管理に役立つが,運用に当たっては,そのルール作りやユー ザの指導が不可欠である。
- ウ ファイルサーバとプリントサーバは同一のマシン上で実現できるが,コミュニケーションサーバ を他のサーバと共有することはできない。
- エ ファイルサーバの導入は,文書や表計算ワークシートのひな型の配付・更新などにも効果がある。
- オ プリントサーバの導入によって,クライアントからはサーバに接続されたプリンタが,あたかもそのクライアントに接続されているようにみえる。
- 解答:ウ
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問6
クライアントサーバ型システムにおいて,サーバ側で処理するのが最も適切な機能はどれか。
(初級シスアド 平成9年度 午前 問50)
- ア 出力データの表示処理
- イ データベースの更新処理
- ウ 入力されたデータの形式チェック
- エ プルダウンメニューの表示処理
- 解答:イ
問7
クライアントサーバシステムに関する記述のうち,正しいものはどれか。
(初級シスアド 平成11年度 春期 午前 問52)
- ア クライアントから利用できるサーバ用のコンピュータは1台に限られる。
- イ クライアントとサーバは,必ず同一種類のオペレーティングシステムを使用しなければならない。
- ウ サーバはデータ処理要求を出し,クライアントはその要求を処理する。
- エ サーバは,必要であれば処理の一部を更に別のサーバに要求することができる。
- 解答:エ
問8
クライアントサーバシステムに関する記述のうち,適切なものはどれか。
(初級シスアド 平成13年度 秋期 問10)
- ア クライアントで業務処理の主な部分を実行する3層アーキテクチャに基づくものが一般的である。
- イ ファイルサーバ,プリントサーバなどのようにサーバが専用化されている場合,比較的容易に個々のサーバの性能を向上させることができる。
- ウ 複数のサーバに機能を分散している場合,データやプログラムが1か所に集まる集中型のシステムよりも容易にセキュリティを高めることができる。
- エ 複数のサーバに業務処理の各ステップを機能分散している場合,特定のサーバに負荷が集中してもシステム全体への影響は少ない。
- 解答:イ
問9
分散型システムとホスト集中型システムを比較した説明のうち,最も適切なものはどれか。
(初級シスアド 平成14年度 秋期 問11)
- ア 分散型システムでは,ネットワークやコンピュータヘの不正な侵入を防ぐために,暗号化・認証などホスト集中型システムでは不要な対策が必要になることが多い。
- イ 分散型システムでは,ホスト集中型システムと異なり,ユーザごとの資源の利用状況を把握したり,ユーザの不正なアクセスを監視したりする必要が生じることが多い。
- ウ 分散型システムは,構成機器だけでなく処理自体も分散されるので,ホスト集中型システムよりもシステム管理が複雑化し,障害時の原因追求に時間がかかることが多い。
- エ ホスト集中型システムを分散型システムとして再構築すると,ダウンサイジングの効果によって運用・保守コストは低減することが多い。
- 解答:ウ
問10
3層クライアントサーバシステムの説明のうち,適切なものはどれか。
(初級シスアド 平成14年度 秋期 問12)
- ア システムを機能的に,Webサーバ,ファイアウォール,クライアントの3階層に分けたシステムである。
- イ システムを機能的に,アプリケーション,通信,データベースの3階層に分けたシステムである。
- ウ システムを物理的に,メインフレーム,サーバ,クライアントの3階層に分けたシステムである。
- エ システムを論理的に,プレゼンテーション,ファンクション,データベースの3階層に分けたシステムである。
- 解答:エ
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