初級シスアド稼働率平成18年秋期問14解説
解答:ア
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初級シスアドでは稼働率の問題は毎回出題されている。必ずマスターしておきたいテーマである。
稼働率の問題は以下の四つを押さえておくとよい。
- MTBFとMTTRから稼働率を求める
- 直列に接続されたシステムの稼働率の求め方
- 並列に接続されたシステムの稼働率の求め方
- 直列と並列が混在したシステムの稼働率の求め方
これらの詳細は初級シスアド講座MTBFとMTTRから稼働率を求めると初級シスアド講座システムの稼働率を参照して欲しい。
以下の手順で稼働率を求める。
- MTBFとMTTRから装置aと装置bそれぞれの稼働率を求める
- 直列に接続されているので、全体の稼働率は装置aと装置bの積である。装置aと装置bの積を求める。
- 1.装置aと装置bの稼働率
- 稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求められる。
-
- 装置aの稼働率
- 80÷(80+20)=0.8
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- 装置bの稼働率
- 180÷(180+20)=0.9
- 全体の稼働率
- 0.8×0.9=0.72