初級シスアド講座 稼働率

初級シスアドの試験では、システム全体の稼働率を求める問題がかなりの頻度で出題されている。直列および並列に接続されたシステムの稼働率は、次の式で求められる。

初級シスアド稼働率の公式

この公式の意味は、直列または、並列に接続された装置をまとめて全体の稼働率を求めるという意味である。

初級シスアド稼働率の公式

この公式は、稼働率を求めるうえで大切な式であるので、必ず覚えて欲しい。また、公式だけではなく、直列および並列システムの意味も併せて覚えて欲しい。

直列のシステムは、「どちらか一方が故障したら、システムダウンとなる」ということだ。

また、並列のシステムは、「どちらか一方が稼動していたら(動いていたら)、システムは稼動している」という意味である。

  ■直列と並列が組み合わされたシステムの稼働率■
  直列と並列がそれぞれ組み合わされたシステムの稼働率を計算する場合は、直列部分と並列部分を分けて、順番に稼働率を計算していけばよい。

例題 1

       初級シスアドシステムが直列と並列混合の場合の稼働率の求め方
     
例題2

        初級シスアドシステムが直列と並列混合の場合の稼働率の求め方

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