初級シスアド稼働率平成17年春期問14解説

解答:ウ

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問題より福岡と東京の通信を中心に考える。問題を整理すると以下のとおりである。

  • 福岡と東京は、稼働率0.9の回線で接続されている
  • 福岡と大阪は稼働率0.9の回線で接続されている
  • 大阪と東京は稼働率0.9の回線で接続されている

以上を整理すると次の図になる。

問題文より書き直した回線の接続図

初級シスアド問題文より書き直した回線の接続図

福岡から大阪経由で東京と通信を行う場合は、稼働率0.9の回線が直列に接続されている。したがって、稼働率は次の式で求められる。

初級シスアド大阪経由の稼働率

0.9 × 0.9 = 0.81

福岡と東京間の回線の稼働率は0.9、大阪経由の稼働率は0.81である。この回線が並列に接続されている。したがって稼働率は次の式で求められる。

初級シスアド全体の稼働率

1 - (1-0.9) × (1-0.81) = 0.891

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