初級シスアド稼働率平成12年春期問27解説

解答:エ

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MTBF(平均故障間隔)とMTTR(平均修理時間)から稼働率は次の式で求められる。

稼働率=MTBF÷(MTBF + MTTR)

コンピュータ1とコンピュータ2それぞれの稼動率を計算する。コンピュータ1の稼働率は次の式で求められる。

330÷(330+20)= 0.94

コンピュータ2の稼働率は次の式で求められる。

460÷(460+40)= 0.92

問題文より、「どちらか1台が稼動していればよい」と記述されている。したがって、並列のシステムの稼働率を求める式を使う。並列のシステムの稼働率を求める公式は次のとおりである。

並列のシステムの稼働率を求める公式

稼働率=1−(1−装置1の稼働率)×(1−装置2の稼働率)

システムの稼働率は以下の式で求められる

1−(1−0.94)×(1−0.92)
=0.9952
=99.52%

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