初級シスアドSQL過去問題解説

解答:ウ

WHERE句のLIKEは指定した文字または文字列と一致するするものを抽出する。以下のように記述する。

列名 LIKE '文字または文字列'

例えば、「商品名LIKE 'きしめん'」と指定すれば商品名の列で'きしめん’の文字列である列抽出される。

この問題のように部分的に一致する文字や文字列の列を抽出することができる。この処理をパターンマッチングという。パターンマッチングには「%」を使用する。「%」は指定した文字または文字列が含まれているデータを抽出するときに使用する。「%」のことをメタ文字やメタキャラクターと呼ぶ。メタ文字の使い方は以下のとおりである。

メタ文字の使い方
記述意味
XX%文字列の先頭がXXで始まる
%XX文字列の最後がXXで終る
%XX%文字列中にXXを含む

問題の'%めん’は、商品名の列の文字列の最後が’めん’で終るものという意味である。したがって、問題のSELECT文の意味は、商品名の文字列の最後が’めん’で終わり、かつ単価が330未満の商品番号を抽出する。この条件に該当するのは商品番号’130’である。

類題
初級シスアド平成12年 春期 問35
関連テーマ
SQL講座 LIKE演算子