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初級シスアド用語

公開かぎ暗号化方式

暗号化方式の一つ。公開かぎと秘密かぎの二つを使って暗号化をおこなう。秘密かぎは本人しか持たないかぎである。一方公開かぎは一般に公開されるかぎである。送信者は公開かぎでデータの暗号化を行い、受信者は秘密かぎで復号化をおこなう。

公開かぎで暗号化されたデータは、秘密かぎでしか復号化できない。

初級シスアド関連用語

固定費

損益分岐点を求めるときに主に使用される。売上の増減にかかわらず一定で発生する費用。人件費などが固定費に該当する。

初級シスアドの固定費に関連する用語

個人情報保護法

個人情報を持つ本人の利益保護を目的に2005年4月に施行された法律。個人情報取扱事業者に対して摘要される。個人情報取扱事業者は、個人情報を業務上使用し、かつ過去6カ月の間に保有している個人情報の数が5,000件を超えている事業者のことである。正式には個人情報の保護に関する法律。

初級シスアド関連ページ

コンパイラ

原始プログラム(ソースプログラム)をまとめて機械語である目的プログラム(オブジェクトプログラム)に変換するプログラムのことである。

コンパイラに対して、プログラムの実行時にプログラムを1行ずつ翻訳し、実行するものをインタプリタという。

コンパイラやインタプリタを言語プロセッサという。

初級シスアド関連用語

コンプライアンス(compliance)

直訳すると法令順守。定められた法律を守ることである。しかし、企業において法令順守は当然のことであるので、セキュリティーポリシーなどの社内規則や業務マニュアル、企業ルール、企業モラルも順守の対象となる。

コンプライアンスと似た言葉でCRSがある。CRSは企業の社会的責任のことである。コンプライアンスとの違いは、コンプライアンスは法令面から考えるのに対し、CRSは企業倫理面から考えることである。

コラボレーション

共同研究。共同制作。合作。

コールドスタンバイシステム

コンピューターシステムを多重化して、コンピューターシステムの信頼性を向上させるために採用されるシステム構成手法。

同じシステムを2つ用意し、一方で運用する。もう一方は障害の発生に備えてバッチ処理などを行いながら待機させる。運用している側のシステムで障害が発生すると、待機していたシステムに切り替えて運用を継続する。

信頼性を向上させるシステム構成の手法としては、このコールドスタンバイ方式のほかにホットスタンバイ方式がある。この2つの違いは、ホットスタンバイ方式は、待機している側のシステムを動作させ、運用している側とデータなどを同期させておく。こうすることで運用側で障害が発生したときにすぐに待機側に切り替えることができる。これに対して、コールドスタンバイ方式は、待機系は運用側とデータなどを同期させていないため、障害発生時にシステムの切り替えが時間がかかる。

コールバック

利用者からネットワークへの接続要求を受けたとき、一度回線を切って、利用者に電話をかけ直してネットワークに接続すること。コールバックを使うことで、あらかじめ登録された電話番号にしか電話をかけ直さないという設定が可能である。このため、電話回線を使って外部からネットワークに接続する場合に有効なセキュリティー対策である。

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