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初級シスアド過去問題

光ディスクの特徴や用途の説明として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成20年度 秋期 問4

  • ア アクセスとデータ転送が比較的高速であり,仮想記憶を実現するために,大型汎用コンピュータからPCまで幅広く使用されている。
  • イ 記憶内容保持のため一定時間間隔でリフレッシュ動作が必要である。
  • ウ 再生専用型,追記型及び書換え可能型があり,画像情報などの多量のデータを保存するのに使用される。
  • エ ランダムアクセスはできないが,記憶容量が大きいのでハードディスクのバックアップなどに使用される。

初級シスアド過去問題解答と解説

解答:ウ

光ディスクは、レーザー光線によってディスクに記録されているデータの読み書きを行う。記憶容量は、CDでや700Mバイト、DVDで4.7Gバイトから9.4Gバイトと大容量である。光ディスクには、以下の種類がある。

読み出し専用光ディスク
読み出し専用で、ディスクに記録されたデータを書き換えたり、新たにデータを書き込むことはできない。CD-ROMやDVD-ROMが読み出し専用光ディスクである。
追記型光ディスク
ディスクに書き込んだデータは、消去したり書き換えたりすることはできない。データが何も書かれていない部分にはデータを書き込むことができる。CD-RやDVD-Rが追記型光ディスクである。
書き換え可能型光ディスク
ディスクに書き込まれているデータを消去したり、書き換えが可能な光ディスクである。CD-RWやDVD-RWが書き換え可能型光ディスクである。

アクセスとデータ転送が比較的高速であり,仮想記憶を実現するために,大型汎用コンピュータからPCまで幅広く使用されているのは、磁気ディスク(ハードディスク)である。

記憶内容保持のため一定時間間隔でリフレッシュ動作が必要であるのは、DRAM(Dynamic RAM)である。

ランダムアクセスはできないが,記憶容量が大きいのでハードディスクのバックアップなどに使用されるのは、DAT(Digital Audio Type)などの磁気テープである。磁気テープは、ほかの記憶媒体に比べアクセス速度も遅く、順番にデータを読み出す順次アクセスのみ可能である。