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初級シスアド過去問題
プロトタイピングモデルの特徴として,適切なものはどれか。
初級シスアド 平成20年度 秋期 問28
- ア 開発初期段階での試作を通して,ユーザインタフェースの確定や,応答性などの性能確認を行い,後続段階での仕様変更による手戻りのリスクを減少させる。
- イ 開発プロセスを繰り返しながら改良していく成長型モデルの一種である。各繰返しで,開発コストや品質などからリスクを評価し,リスクが最小となるプロセスをとる。
- ウ 短期間でシステム開発工程を一通り行って部分的に機能を完成させ,この作業を繰り返し,段階的にシステム全体を仕上げる。
- エ 要求分析,システム設計,製造,テストの順に実行され,大規模システムの開発に向いている。
初級シスアド過去問題解答と解説
解答:ア
プロトタイピングモデルは、開発対象となるシステムの試作品を作成し、試作品を利用者に評価してもらいながらシステム開発をおこなう。システムの試作品を作成するため、利用者と開発者の間にシステムに対する認識のずれを無くすことができる。
プロトタイピングモデルは、試作品を作成するため、大規模なシステム開発には不向きである。小規模なシステム開発に向いている。
開発プロセスを繰り返しながら改良していく成長型モデルの一種である。各繰返しで,開発コストや品質などからリスクを評価し,リスクが最小となるプロセスをとる開発モデルはスパイラルモデルである。
短期間でシステム開発工程を一通り行って部分的に機能を完成させ,この作業を繰り返し,段階的にシステム全体を仕上げる開発モデルはスパイラルモデルである。
要求分析,システム設計,製造,テストの順に実行され,大規模システムの開発に向いているのはウォーターフォールモデルである。