初級シスアド過去問題 平成16年度 春期

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初級シスアド平成16年度春期問61

ある会社は四つの製品を販売している。その年のそれぞれの売上高,市場占有率,市場成長率を調べた結果,表のようになった。これに当てはまる(PPM)はどれか。ここで,円の大きさ(面積)は売上高を表す。

製品ABCD
売上高(億円)810412
市場占有率(%)10138
市場成長率(%)152204
初級シスアド平成16年春期問61ポートフォリオ図

初級シスアド平成16年度春期問62

企業経営で用いられるベンチマーキングの説明として,適切なものはどれか。

  • ア 業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
  • イ 経営目的設定の際のベストプラクティスを求めるために,最強の競合相手又は先進企業と比較して,製品,サービス及び実践方法を定性的・定量的に測定することである。
  • ウ 品質向上のために,あらゆる部門が一体となって品質管理を推進し,自社製品の品質向上度を検討し,他社競合製品の品質と比較することである。
  • エ 利益をもたらすことのできる,他社より優越した自社独自のスキルや技術を選び出すことである。

初級シスアド平成16年度春期問63

データウェアハウスを稼働させたが,一向に利用されない。ヒアリングの結果,利用者のスキルレベルが予想より低いという結論に達した。利用促進のための改善策として,適切なものはどれか。

  • ア 管理職を通じて利用を促進するように通知を出す。
  • イ データ抽出や分析パターンに応じたテンプレートを標準として用意する。
  • ウ データをよりリアルタイムに提供し,データの精度を向上させる。
  • エ 利用者から要求されていると思われる情報を更に追加する。

初級シスアド平成16年度春期問64

単位当たりの変動費を500円,固定費を36万円で製造する製品を,単位当たり800円で販売したい。利益を300万円確保するために必要な販売数は幾つか。

  • ア 4,950
  • イ 10,000
  • ウ 10,450
  • エ 11,200

初級シスアド平成16年度春期問65

企業の安全性,収益性,生産性などを把握するために用いられる財務諸表分析の指標に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • ア 自己資本比率は,自己資本と他人資本から求められ,その値が低いほど堅実性があるといえる。
  • イ 資本利益率は,売上高利益率と資本回転率から求められ,その値が高いほど収益性が高いといえる。
  • ウ 棚卸資産回転率は,棚卸資産に対する売上原価の割合であり,その値が高いほど棚卸資産が過大であるといえる。
  • エ 流動比率は,流動負債に対する流動資産の割合であり,その値が低いほど短期の支払能力があるといえる。

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初級シスアド平成16年度春期問66

企業の資金調達方法のうち,返済義務がないものはどれか。

  • ア 銀行からの借入
  • イ コマーシャルペーパの発行
  • ウ 社債の発行
  • エ 新株の発行

初級シスアド平成16年度春期問67

商品有高帳から,期末在庫品を先入先出法で評価した場合の在庫評価額は何千円か。

個数単価(千円)
期首有高1010
仕入高
4月111
6月212
7月313
9月414
期末有高12
  • ア 123
  • イ 138
  • ウ 150
  • エ 168

初級シスアド平成16年度春期問68

アローダイアグラムに示す作業工程において,結合点Dにおける,最早結合点時刻,最遅結合点時刻,余裕時間の組合せのうち,正しいものはどれか。ここで,括弧内は最早結合点時刻,最遅結合点時刻,余裕時間を表し,時間の単位は日とする。

初級シスアド平成16年春期問68アローダイヤグラム
  • ア (5,5,0)
  • イ (5,7,2)
  • ウ (7,5,2)
  • エ (7,9,2)

初級シスアド平成16年度春期問69

ある工場では,これまでに発生した不良品について,不良原因ごとの件数を記録している。この記録を基に,不良原因の上位80%を求めるのに適した図はどれか。

  • ア x管理図
  • イ 散布図
  • ウ 特性要因図
  • エ パレート図

初級シスアド平成16年度春期問70

ヒストグラムの説明として,適切なものはどれか。

  • ア 原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ,結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。
  • イ 時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し,管理限界線を利用して客観的に管理する。
  • ウ 収集したデータを幾つかの区間に分類し,各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き,品質のばらつきをとらえる。
  • エ データを幾つかの項目に分類し,横軸方向に大きさの順に棒グラフとして並べ,累積値を折れ線グラフで描き,問題点を整理する。

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