初級シスアド 平成16年 春期 問62 解説

解答:イ

  • ア 業務のプロセスを再設計し、情報技術を十分に活用して、企業の体質や構造を変革するのはBPR(business process reengineering)である。
  • ウ 品質向上のために、あらゆる部門が一体となって品質管理を推進し、自社製品の品質向上を検討したり、他社競合製品の品質と比較するのはTQC(total quality control)である。
  • エ 利益をもたらすことのできる、他社より優越した自社独自のスキルや技術を選び出す。すなわち自社の強みを明確にするのは、コアコンピタンスである。

ベンチマーキングは、自社の業務を改善するための手法である。ベストプラクティスとはもっとも良い実施方法という意味である。

経営状況が良い同業者の経営手法や業務プロセスを研究し、自社に合うように調整して自社にとって最良の経営手法や業務プロセスを得ることである。

例えば初級シスアドの試験勉強において成績のよい人の勉強方法を参考にして、自分に合った形にアレンジして最良の初級シスアドの勉強方法を得るイメージである。

自社の業務の流れや経営方法の再構築を行うBPRを行うときにベンチマーキングを行うこともある。

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