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初級シスアド 平成16年 春期 問36 解説
解答：ウ
テストは単体テスト、結合テスト、システムテスト、運用テストの順で行われる。それぞれのテストの内容は次のとおりである。
| テスト | テスト内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 単体テスト | プログラム（モジュール）単体でおこなうテスト |
| 2 | 結合テスト | 単体テストで終わったプログラム（モジュール）どうしを結合しておこなうテスト |
| 3 | システムテスト | システム全体を通して行われるテスト。ここでは、システムの要件である機能、性能や操作性などが実現されているかテストする。そのため実際に利用するユーザー部門の人にもチェックをしてもらう必要がある。総合テストともいう。 |
| 4 | 運用テスト | 実際に運用する環境で行われるテスト。実際に運用できるかを総合的に検証するテスト。運用に関するテストのため、実際にシステムを利用するユーザー部門の人がチェックをおこなう。 |
システムアドミニストレータは、エンドユーザー(利用者)の代表である。したがって、システムの使い勝手をテストするシステムテストや実際に運用する環境で行うシステムテストに加わる必要がある。
開発段階でシステムアドミニストレータが関与する工程は、システム開発を行う内容を決める基本計画(要求定義)と、システムの枠組みを設計する外部設計である。
まとめ
- システムアドミニストレータが関与するテスト
- システムテスト
- 運用テスト
