クライアントサーバー型LANとピアツーピア型LAN
LANは2つに分類できる。LANを構成する機器の接続形態による分類と、LAN内に接続されている機器の役割による分類である。
機器による接続形態では、バス型やリング型、スター型の3種類である。一方、LAN内に接続されている機器の役割による分類では、ピアツーピア型とクライアン・トサーバー型の2種類がある。
LAN内における役割とは、印刷やファイルの共用、データベースへのアクセスなどのサービスを提供する側と、サービスを受ける側かということである。LAN内で各種サービスを提供する機器をサーバー(server)といい、サービスを受ける機器をクライアント(client)という。
LANにおいて、サービスを提供する機器とサービスを受ける機器が明確に分かれているLANをクライアント・サーバー型LANという。それに対して、サービスを提供する側とサービスを受ける側が明確に分かれてなくすべての機器が対等のLANをピアツーピア型LANという。
Point LAN内の機器の役割による分類
- 各種サービスを提供する機器 → サーバー
- サービスを受ける機器 → クライアント
- クライアント・サーバー型LANは、サービスを提供する機器とサービスを受ける機器が明確に分かれている。
- ピアツーピア型LANは、サービスを提供する機器とサービスを受ける機器が明確に分かれていない。すべての機器が対等の立場である。