初級シスアド過去問題 解答・解説
解答:イ
初級シスアドの試験においてブラックボックステストとホワイトボックステストに関する問題はよく出題されている。必ずマスターしておきたいテーマである。
ブラックボックステストとホワイトボックステストの特徴に加えて、テストケースの設定もマスターして欲しい。詳細は初級シスアド講座 ブラックボックステストとホワイトボックステストを参照して欲しい。
解答群のア、ウとエはホワイトボックステストにおけるテストケースの設計方法である。
単体テストで用いられるテスト技法として、ブラックボックステストとホワイトボックステストがある。
ブラックボックステストは、プログラム(モジュール)の内部構造は考慮せず、プログラムに与えられた入力に対して、それに応じた出力が得られるかどうかでプログラムが正しいかを評価する。
ブラックボックスに対して、ホワイトボックステストは、内部構造を検証してプログラムが正しいかを評価する。
自動販売機を例に考えると、自動販売機にお金を入れて目的の飲み物のボタンを押し、その飲み物が出てくれば自動販売機は正しく動いていると判断できる。これがブラックボックステストである。反対に自動販売機の構造や機能を検証し、自動販売機が正しく動くと判断するのがホワイトボックステストである。