初級シスアド過去問題平成19年秋期
- 情報技術者試験関連の問題
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初級シスアド平成19年秋期問71
良品である確率が0.9,不良品である確率が0.1の外注部品について,受入検査を行いたい。受入検査には四つの案があり,それぞれの良品と不良品1個に掛かる諸費用は表のとおりである。期待費用が最も低い案はどれか。
案 | 良品に掛かる費用 | 不良品に掛かる費用 |
---|---|---|
A | 0 | 1,500 |
B | 40 | 1,000 |
C | 80 | 500 |
D | 120 | 200 |
- ア A
- イ B
- ウ C
- エ D
初級シスアド平成19年秋期問72
X社では,次の算定方式で在庫補充量を決定している。第,z週の週末時点での在庫量をB[n],第,z週の販売量をC[n]としたとき,第,z週の週末に発注する在庫補充量の算出式はどれか。ここで,nは3以上とする。
- 〔在庫補充量の算定方式〕
-
- 週末ごとに在庫補充量を算出し,発注を行う。在庫は翌週の月曜日に補充される。
- 在庫補充量は,翌週の販売予測量から現在の在庫量を引き,安全在庫量を加えて算出する。
- 翌週の販売予測量は,先週の販売量と今週の販売量の平均値とする。
- 安全在庫量は,翌週の販売予測量の10%とする。
- ア (C[n−1]十C[n]/2×1.1−B[n]
- イ (C[n−1]十C[n]/2×1.1−B[n−1]
- ウ (C[n一1]十C[n]/2十C[n]×0.1−B[n]
- エ (C[n−2]十C[n−1])/2十C[n]×0.1−B[n]
初級シスアド平成19年秋期問73
“1次式で表現される制約条件の下にある資源を,どのように配分したら最大の効果が得られるか”という問題を解く手法はどれか。
- ア 因子分析法
- イ 回帰分析法
- ウ 実験計画法
- エ 線形計画法
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初級シスアド平成19年秋期問74
MRP(Materials Requirements Planning)システムを導入すると改善が期待できる場面はどれか。
- ア 図面情報が電子ファイルと紙媒体の両方で管理されていて,設計変更履歴が正しく把握できない。
- イ 製造に必要な資材及びその必要量に関する情報が複雑で,発注量の算出を誤りやすく,生産に支障を来している。
- ウ 設計変更が多くて,生産効率が上がらない。
- エ 多品種少量生産を行っているので,生産設備の導入費用が増加している。
初級シスアド平成19年秋期問75
“カンバン方式”を説明したものはどれか。
- ア 各作業の効率を向上させるため,仕様が統一された各メーカの部品,半製品を調達する。
- イ 効率よく部品調達を行うため,関連会社から部品を調達する。
- ウ 中間在庫を極力減らすため,生産ラインにおいて,後工程が自工程の生産に合わせて,必要な部品を前工程から調達する。
- エ より品質の高い部品を調達するため,部品の納入指定業者を定め,競争入札で部品を調達する。
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初級シスアド平成19年秋期問77
A社は顧客管理システムの開発を,情報システム子会社であるB社に委託し,B社は要件定義を行った上で,設計・プログラミング・テストまでを協力会社であるC社に委託した。C社では優秀なD社員にその作業を担当させた。このとき,関発したプログラムの著作権はどこに帰属するか。ここで,関係者の間には,著作権の帰属に関する特段の取決めはないものとする。
- ア A社
- イ B社
- ウ C社
- エ D社員
初級シスアド平成19年秋期問78
不正競争防止法で保護されるものはどれか。
- ア 特許権を取得した発明
- イ 頒布されている独自のシステム開発手順書
- ウ 秘密として管理している事業活動用の非公開の顧客名簿
- エ 秘密としての管理を行っていない,自社システムを開発するために重要な設計書
初級シスアド平成19年秋期問79
労働者派遣法に基づいた労働者の派遣において,労働者派遣契約関係が存在するのはどの当事者の間か。
- ア 派遣先事業主と派遣労働者
- イ 派遣先責任者と派遣労働者
- ウ 派遣元事業主と派遣先事業主
- エ 派還元事業主と派遣労働者
初級シスアド平成19年秋期問80
個人情報保護法の目的はどれか。
- ア 個人情報の取扱いで起こる事件・事故を想定し,被害者から加害者に対する損害賠償請求のルールを定め,弱者である被害者を保護する。
- イ 個人情報の取扱い範囲を厳しく制限することによって,個人の自由な活動や名誉を保証する。
- ウ 個人情報の売買や,それに準ずる行為の細部にわたる保護規則を定め,個人情報関連ビジネスの拡大・発展を図る。
- エ 個人情報の不適切な取扱いによって,個人の権利利益が侵害されることを未然に防止する。
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