初級シスアド過去問題 平成17年度 春期
- 情報技術者試験関連の問題
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問41
入力データの管理に関する記述として,適切なものはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問41
- ア システム運用管理部門がマスクファイルに反映された入力データを修正する場は,システム運用管理部門長の判断に従う。
- イ システム運用管理部門は,入力されたデータのチェックを完了した時点で,入力原票を保管する。
- ウ 入力データが記録された磁気媒体の保管,機密保護,不正使用防止は,システム運用管理部門が行う。
- エ 入力データの搬送を外部業者に委託する場合は,受取時の確認がしやすいようにデータの内容を送付伝票に明記する。
- 解答:ウ
問42
X社の新システムは,顧客管理システム,受発注管理システム及びコールセンタシステムをそれぞれ別の拠点で稼働させ,これらをネットワークで接続し,障害時には相互に補完することにしている。また,運用はそれぞれの拠点で実施している。このシステムの最も大きなメリットはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問42
- ア 運用を統合でき,運用要員を削減できる。
- イ 災害などに対する危険分散を図ることができる。
- ウ ソフトウェアのバージョン管理を容易にすることができる。
- エ バックアップファイルを一元管理できる。
- 解答:イ
問43
システムのハードウェア保守に関する記述として,適切なものはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問43
- ア 一定期間故障が発生していないハードウェア機器は,定期保守の対象から外す。
- イ 故障したハードウェア機器は,同一機種ではなく最新機種に置き換えた方が互換性が保証できて安心である。
- ウ 定期保守は,過去に故障が起きたハードウェア機器に対して行う。
- エ 予防保守は,故障が発生する前に対策を実施する。
- 解答:エ
問44
プロジェクトを達成するのに必要な作業を矢線で,作業の結合点を○印で表し,所要日数やコストを示して日程計画を立てるのに効果的な図はどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問44
- ア PDPC
- イ アローダイアグラム
- ウ ガントチャート
- エ 管理図
- 解答:イ
問45
暗号技術には,共通かぎ暗号方式と公開かぎ暗号方式がある。この両者を組み合わせたセションかぎ方式の特徴はどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問45
- ア 共通かぎと公開かぎで二重に暗号化するので,改ざんが難しい。
- イ 共通かぎを公開かぎで暗号化するので,高速な処理には向かない。
- ウ 公開かぎと共通かぎの両方が通信ごとに必要となり,その数は片方のかぎ数の2乗倍必要となる。
- エ 通信ごとに生成するデータ暗号化のための共通かぎを,公開かぎを使って暗号化して通信相手に送付する。
- 解答:エ
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問46
盗聴を防ぐためにデータの暗号化を行う公開かぎ暗号方式のかぎの関係はどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問46
暗号化かぎと復号かぎの関係 | 暗号化かぎ | 復号かぎ | |
---|---|---|---|
ア | 暗号化かぎ≠復号かぎ | 公開 | 秘密 |
イ | 暗号化かぎ≠復号かぎ | 秘密 | 公開 |
ウ | 暗号化かぎ=復号かぎ | 公開 | 公開 |
エ | 暗号化かぎ=復号かぎ | 秘密 | 秘密 |
- 解答:ア
問47
ディジタル署名を利用する主な目的は二つある。一つは,メッセージの発信者を受信者が確認することである。もう一つの目的はどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問47
- ア 署名が行われた後でメッセージに変更が加えられていないかどうかを,受信者が確認すること
- イ 送信の途中でメッセージが不当に解読されていないことを,受信者が確認すること
- ウ 発信者のIDを受信者が確認すること
- エ 秘密かぎを返送してよいかどうかを受信者が確認すること
- 解答:ア
問48
バイオメトリクス認証に使われるもので,小型光学式センサや薄型静電式センサから入力した画像を,特徴点抽出方式やパターンマッチングによって照合するものはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問48
- ア 虹彩
- イ 指紋
- ウ 声紋
- エ 網膜
- 解答:イ
問49
コンピュータウイルスの感染に関する記述のうち,適切なものはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問49
- ア ウイルスはインターネットの閲覧や電子メール経由で感染するものであり,フロッピーディスクなどの媒体の使用によって感染することはない。
- イ ウイルスはプログラムファイルに感染するものであり,パソコンのマスタブートレコードやブートセクタに感染することはない。
- ウ 電子メール経由で感染するウイルスの場合,電子メールの添付ファイルを実行すると感染するが,本文を見るだけでは感染しない。
- エ マクロ型ウイルスに感染している文書ファイルをインターネットからダウンロードしても,それを開かなければ,ほかの文書ファイルに感染することはない。
- 解答:エ
問50
コンピュータウイルスの防御策に関する利用者への指針のうち,適切なものはどれか。
初級シスアド 平成17年度 春期 問50
- ア ソフトウェアをインストールする際は,ウイルスチェックを行う前にRead-meなどの取扱説明ファイルを開いて,その指示に従う。
- イ ディスクメディアからの感染防止対策として,オートスタート機能を有効にする。
- ウ 電子メールからの感染防止対策として,プレビューの自動表示の設定を無効にする。
- エ ファイルの種別を自動的に判別してアプリケーションソフトを起動できるので,ファイル拡張子の表示を非表示に設定する。
- 解答:ウ
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