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初級シスアド 平成16年 春期 問56 解説
解答:イ
リスクととは危険という意味である。したがって、企業におけるリスクマネージメントとは企業活動におけるいろいろな危険を回避したり、万が一企業に危険が起こった場合でもその被害や影響を最小限に抑える管理運営方法である。
リスクマネージメントでは、障害や災害に遭ったときにどのくらいの費用がかかるかなども管理する。初級シスアド平成16年春期問41の災害対策のためのバックアップなどもリスクマネジメントの1つである。
リスクの発生によって発生する損失には、直接的損失と間接的損失がある。例えば、顧客情報の個人情報が流出したとよう。このときに対象となった顧客におわびとして商品券などを渡すために発生する費用などが直接的損失である。顧客情報の流出によってその企業のイメージダウンなどが間接的損失である。直接的損失は金銭に換算しやすいが間接的損失は金銭への換算が難しい。
- ア システムの変更によって発生する費用である。リスクの発生における損失ではない。
- ウ 調査費用である。リスク発生時の費用ではない。
- エ 間接的損失である。