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初級シスアド 平成16年 春期 問54 解説
解答：ア
パスワードに使用する文字は重複してもよい。したがって、パスワードの組み合わせは次の式で表せる。
1けたで表すことができる情報数けた数
この式はいろいろな場面で使われるたいへん重要な式であるからしっかり覚えて欲しい。1けたで表すことができる情報数は、1けたで何種類の表現できるかということである。例えば1けたをアルファベットの大文字で表すのであればAからZの26文字であるから26である。
- 例題1
- 8ビットで表現できる情報は何種類か。
- 答え 256種類
- 解説
- 1ビットでは0と1の2種類である。したがって、以下のように求められる。
- 28＝256種類
- 例題2
- 16進数は、数字の0から9とアルファベットのAからFで1けたを表現する。16進数3けたで表現できる情報は何種類か。
- 答え 4,096種類
- 解説
- 1けたで表すことができる情報数は、0から9の10種類とAからFの6種類の合計16種類である。したがって、以下のように求められる。
- 163＝4,096種類
