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初級シスアド 平成16年 春期 問33 解説
解答:エ
E-R図(entity relation diagram)は、エンティティ(実体)間の関係を表したものである。リレーショナル・データベースの設計などで用いられる。E-Rダイヤグラムは以下の2つを表す。
- エンティティ
- エンティティ間の関係
エンティティとは、人や物、事象、金銭、概念などのことである。例えば、人であれば顧客や社員、学生、先生などがエンティティである。物であれば商品や会社、材料、車などがエンティティである。なお、エンティティを構成している要素のことを属性という。
エンティティ間の関係は、各エンティティの要素間に1対1、1対多と多対多いずれの関係にあるのかを表す。
E-Rダイヤグラムはデータのモデリングの手法によっていろいろな書き方がある。参考までにデータのモデリングの手法としては、シュレイアーメラーやUML、IDEF1Xなどがある。初級シスアドの試験では以下の記号を使ってE-Rダイヤグラムを表すことが多い。
記号 | 意味 |
---|---|
![]() | エンティティ(実体) |
![]() | エンティティ間の関係(リレーションシップ) |

次のE-Rダイヤグラムは会社と社員を表したものである。
会社には多数の従業員が所属する。社員は1つの会社に所属する1対多の関係にある。なお、このE-Rダイヤグラムではエンティティの属性は省略している。
この問題では社員と部門はエンティティである。したがって、エが正解である。
まとめ
- E-Rダイヤグラム
- エンティティ間の関係を図で表したもの
- エンティティ(実体)
- 人や物、事象、金銭、概念など抽象的なもの
- 関係(リレーションシップ)
- エンティティ間のがどのような関係があるのかを表したもの。各エンティティの要素間に1対1、1対多と多対多いずれの関係にあるのかを表す。
- 属性
- エンティティを構成する要素