スポンサードリンク

初級シスアド 平成16年 春期 問25 解説

解答:イ

PDF(portable document format)は、Adobeシステムズが開発した文書を表示するファイルの形式である。印刷イメージをそのままPDFファイルに変換する

作成した文書ファイルをPDFファイルに変換してもアプリケーションソフトで作成したままのイメージで文書が表示できる。PDFファイルを閲覧するソフトがあれば、アプリケーションソフトやハードウエアに依存せずファイルを見ることが可能である。このためWebサイトや電子メールなど幅広い分野で第三者にファイルを配布するときに使われているファイル形式である。

例えば、ワープロソフトの一太郎で作成された文書ファイルは、相手もパソコンに一太郎がインストールされていなくては読むことができない。作成した一太郎の文書ファイルをPDFファイルに変換し、相手に渡すことで相手はPDFファイルファイルを閲覧するソフトがあればその内容を見ることができる。なお、PDFファイルを閲覧するソフトであるAcrobat Readerは、AdobeシステムのWebサイトから無料でダウンロードできる。

  • ア DDL(Data Description language:データ記述言語)は、関係データベース(リレーショナルデータベース)においてデータベース全般に関する定義を行う言語である。データベースの構造(スキーマ)の定義や表の定義、仮想表(ビュー)の定義、データベース利用者の利用権限の定義を定義する。DDLのほかにデータ操作言語であるDML(data manipulation language)がある。DMLは、データの抽出や更新、削除、追加を行う。
  • ウ RTF(rich text format)は、フォントの大きさや色などテキスト以上の情報をどのワープロソフトでも再現できるようにしたファイルの形式。
  • エ SGML(standard generalized markup language)は、文書の論理構造を含めて文書データをデータベース化するためのマークアップ言語である。なお、SGMLについては、初級シスアド平成16年春期問24も参考にして欲しい。