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初級シスアド過去問題解答と解説

解答:イ

損益分岐点売上高のグラフにおいて、0から伸びている直線が売上高、A社では70、B社では30から伸びている直線が総費用線である。この70と30がそれぞれの固定費である。そして、この二つの直線の交点が損益分岐点、利益がゼロの売上高である。総費用線と売上高の差が利益(損失になる)。A社のほうがB社に比べて差が大きい。したがって、売上高が増加すればA社のほうが利益が増加する。

売上が増加すればA社のほうが利益が増加するのは、固定費は多い。しかし、A社のグラフを見ると分かるように総費用線の傾きが緩やかである。これは、変動費が少ないことを意味している。

A社とB社の損益分岐点のグラフを比較すると分かるように、損益分岐点が同じであっても、固定費と変動費の関係から、同じ利益を生み出す場合の売上高は違う。逆に同じ売上高であっても利益は違う。