1. トップ
  2. 初級シスアド講座
  3. 初級シスアド過去問題
  4. 初級シスアド平成19年秋期
  5. 問11から問20
  6. 問13解説
情報技術者試験関連の問題
リクルートが運営するキーマンズネットは最初に無料会員登録が必要ですが、ITパスポート試験や基本情報技術者試験で役に立つIT関連の問題を解くことができます。また、IT関連用語を調べるときにIT単語帳はたいへん便利です。情報処理技術者試験合格、スキルアップのためにぜひ、無料会員登録をしておきたいサイトです。

初級シスアド過去問題解答と解説

解答:エ

スループットは、単位時間あたりの処理量のことである。例えば、単位時間あたりに実行できるジョブの数やブロードバンドルーターにおいて1秒間あたりに何Mビット処理できるかというときに用いられる。

プリンターへの出力を一時的に磁気ディスクへ保存するスプールリングは、処理装置などプリンターなど低速な装置と処理を切り離すことができるためスループットの向上に役立つ。

  • ア システムに遊休時間が生じることで処理時間は長くなる。したがって、スループットは低くなる。
  • イ スループットはCPU性能指標では使われない。CPUの性能指標としてはクロック速度が用いられる。
  • ウ 多重プログラミング(マルチプログラミング)は、スループットの向上にも貢献する。

スループットのほかにシステムの性能指標として用いられるものとして、ターンアラウンドタイムレスポンスタイムがある。

ターンアラウンドタイムは、データの入力の開始から出力が完全に終わるまでの時間である。入出力時間がシステム全体の処理に影響が大きいバッチ(一括)処理の評価に用いられる。

レスポンスタイム(応答時間)、入力が終了して、出力が開始されるまでの時間である。入出力時間がシステムに与える時間が小さいリアルタイム処理や銀行などのATMで使われるオンライントランザクション処理の評価に用いられる。

スポンサードリンク