初級シスアド過去問題解答と解説

解答:イ

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バイオメトリクス認証(biometrics authentication)は、指紋や網膜、虹彩、声紋、手の静脈、顔の形、筆跡などその人固有の身体的特徴を使ってユーザー認証を行うことである。身体的特徴を利用するためセキュリティーが高くなる。バイオメトリクス認証のことを生体認証ともいう。

現在では携帯電話やパソコンでも利用されているので身近な存在となりつつある。

大別すると、指紋、目、顔全全体、静脈と筆跡である。これらをどの装置で使って入力するかを考えればよい。

指紋認証は、小型光学式センサーや静電式センサーから入力した画像を、特徴点抽出方式やパターンマッチングで照合を行う。

目や顔に関する情報はカメラで入力し、筆跡はスキャナーなどを使う。静脈は赤外線を使って入力する。

  • ア 虹彩は、瞳孔の周囲を取り巻く環状の膜のことである。目に入る光の量を調整する。虹彩は、人によって違うためバイオメトリクス認証に用いられる。虹彩をカメラで撮影しあらかじめ登録されている虹彩と比較することで個人を特定する。
  • ウ 声紋は声を周波数分析した波形のことである。声紋は指紋と同様、個人を識別することが可能である。声紋を識別するためにマイクを使って声を入力し、声紋が一致するかで個人を特定する。
  • エ 網膜は、眼球の最も内部にあり、視細胞と視神経がある膜である。この視細胞と視神経をカメラで読み取り個人を特定する。

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