初級シスアド 平成18年 春期 問8 解説

解答:イ

初級シスアド平成18年春期問8*からファイルfまでの経路

*からファイルfまでの経路は図のようになる。

  1. 1階層上のディレクトリを指定する
    →..
  2. さらに1階層上のディレクトリを指定する
    →..
  3. ファイルfのあるディレクトリBを指定する
    →B
  4. ファイルfを指定する
    →f

以上を問題文の指定方法より、\で区切って順に並べると次のようになる。

..\..\B\f

この問題のように現在のディレクトリであるカレントディレクトリから目的のファイルの経路を相対パスという。相対パスの問題はよく出題されるのでぜひ、マスターしておいて欲しい。

相対パスの指定で重要なポイントは、ファイルの参照範囲である。その真下のファイルかディレクトリしか参照できない。これさえ覚えておけば容易に解答が得られる。後は経路を明確にすればよい。

この問題の場合は、B←のディレクトリを指定できればファイルfは参照できる。

類題
初級シスアド平成17年秋期問11
初級シスアド平成17年春期問10
初級シスアド平成16年春期問10

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