初級シスアド過去問題解答と解説
解答：エ
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費用と利益が1か月単位であるため、まず1か月の来客数を求めることに着目すること、売上高、費用と利益の関係が分かっていることがこの問題のポイントである。
10万円の利益を出すために以下の手順で1席あたりの客数を求める。
- 売上高、費用と利益から、1か月の来客数を求める
- 1か月の来客数と1か月の営業日数より、1日の来客数を求める
- 1日の来客数と客席数、1席の客数を求める
利益は以下の式で表すことができる。
利益＝売上高−費用
なお、費用は固定費と変動費に分けられる。固定費は、売上の増減に関係なく発生する費用で一定である。変動費は、売上の増減によって変動する費用である。つまり、固定費は、来客数に関係なく毎月一定額発生する費用である。。変動費は、来客数に比例して発生する費用である。
以上から、利益は、以下の式で表される。
利益＝売上高−(固定費+変動費)
- 1.客1人あたりの売上高、費用と利益から、1か月の来客数を求める
- 1か月の来客数をxとすると、売上高と費用は以下の式で表すことができる。
- 売上高＝500x
- 費用＝100x+300,000
- 以上から、100,000円の利益を出すために必要な1か月の来客数は以下の式で求められる
- 100,000＝100x+300,000
- x＝1,000人
- 2.1か月の来客数と1か月の営業日数より、1日の来客数を求める
- 1日の来客数＝1か月の来客者数÷1か月の営業日数
- 1,000人÷20日
- ＝50人
- 3.1日の来客数と客席数、1席の客数を求める
- 1席の客数＝1日の来客数÷客席数
- 50人÷10席
- ＝5人
