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初級シスアド過去問題 解答・解説

解答:ア

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初級シスアドパレート図

ABC分析は、各項目の件数などを大きい順に並べ全体に対して占める割合から、A(70%)、B(20%)、C(10%)とランクを付けて、重点項目を把握するときに使用する。

例えば、店の商品の中でどの商品が全体の売上の何パーセントを占めるか、製品の問い合わせの中でどのような問い合わせ内容が多いかなどである。

重点項目を把握することで的を射た対策が打てる。例えば、売上全体の80%を全顧客の20%から得ているということが分かればこの20%の顧客を重点的に管理することで、売上全体の80%をフォローできるという具合である。

ABC分析にはパレート図を利用する。パレート図は、原因などの項目を件数の大きい順に並べた棒グラフと、件数の累積を折れ線グラフで表したものである。

パレート図を描くことで、全体の中でどの項目が重要であるかが一目で判断できる。パレート図は、QC(Quality Control)七つ道具の一つである。