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初級シスアド過去問題 解答・解説

解答:イ

初級シスアド案Aと案Bの費用と販売数量の関係

費用は、固定費と変動費に分けられる。固定費は、製品を作っても作らなくても発生する費用である。一方変動費は、製品の数に応じて発生する費用である。以上から、製品の費用は以下の式で求められる。

費用=固定費+変動費×製品の販売数量

製品の販売数量をxとすると、案Aと案Bの費用は、以下の式で表される。

  • 案Aの費用=1,000+7x
  • 案Bの費用=2,000+5x

案Aと案Bの費用と販売数量の関係をグラフを見ると分かるように製品の販売数量で費用は変わってくる。製品の販売数量が少ないときは案Aのほうが費用が安い。案Aと案Bの交点が費用の逆転する分岐点の販売数量である。これを式で表すと以下のようになる。

1,000+7x=2,000+5x
x=500個

製品の販売数量が500個を超えると、案Bのほうが有利になる。

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