初級シスアド過去問題 解答・解説

解答:イ

圧縮伸長機能をもったソフトウエア(以下、ソフトウエア)導入前と導入後の回線使用料を求める。次にソフトウエアの導入前との差額を求め、ソフトウエアの購入費用を差額で割ってやればよい。

ソフトウエア導入前の回線使用料を求める。1日の通信時間は50分30秒である。料金は分単位で小数点以下は切り上げであるから、通信時間は51分である。

1か月の稼働日数は20日である。したがって1か月の回線の使用時間は以下の式で求められる。

51分×20日=1020分

1か月の回線使用料は、基本料金+回線の使用時間×40円で求められる。

2,600円+1020分×40円=43,400円

次にソフトウエア導入後の1か月の回線使用料を求める。

データの圧縮率が60%であるから、通信時間もソフトウエア導入前の60%になる。

50分30秒を秒に変換する。

50分×60+30秒=3030秒

3030秒×0.6=1818秒

分に変換する

1818秒÷60秒=30.3分

小数点以下切り上げであるから、31分である。1か月の通信時間は以下のとおりである。

31分×20日=620分

回線の使用料を求める

2,600円+620分×40円=27,400円

ソフトウエア導入前と導入後の差額を求める。

43,400円−27,400円=16,000円

11,2000円÷16,000円=7か月

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