初級シスアド 平成18年 春期 問4 解説

解答:イ

液晶ディスプレイの液晶自体は発光しないのでバックライトや外部の光を取り込む仕組みが必要である。

  • ア 消費電力は液晶ディスプレイのほうが小さい
  • ウ 液晶ディスプレイは焼き付きは起こらない。CRTディスプレイでは、長時間同じ画面を表示させたままだと焼き付きが起こる。これを防止するためスクリーンセーバーを使う。
  • エ 放電発光を利用するのはプラズマディスプレイである。

ディスプレイには以下の3種類がある。

  • CRTディスプレイ
  • 液晶ディスプレイ
  • プラズマディスプレイ

それぞれの特徴は次の通りである。

CRTディスプレイ
ブラウン管を利用したディスプレイである。液晶ディスプレイに比べて消費電力が大きく、サイズも大きい。長時間同じ画面を表示させたままにしておくと、画像がディスプレイ上に残る焼き付きが起こる。これを防止するためにスクリーンセーバーを使う。
液晶ディスプレイ
現在の主流のディスプレイである。CRTディスプレイに比べて消費電力が小さく、小型である。現在の液晶はアクティブマトリックス方式TFT液晶が主流である。
プラズマディスプレイ
蛍光灯のように放電発光を利用したディスプレイである。液晶ディスプレイよりコントラストが高い。放電発光を行うため高電圧が必要であるためノートパソコンなどバッテリーでの利用は難しい。