初級シスアド過去問題解答と解説
解答:ウ
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初級シスアドでは表計算は必ず出題されている。特に完全にマスターしておきたいのは、絶対参照と相対参照の使い分けである。
これに関連するが、正しい式のコピー結果を求められるようになる必要がある。
表計算のポイントは、以下の手順で式を組み立てるとよい。
- セルに入力する式を考える
- コピーによって、セルの参照位置に不具合が起こらないように絶対参照と相対参照に注意する
1.セルに入力する式を考える
セルC23にはC2からC21の1の個数が表示されなければならない。条件関数の仕様を要約すると、以下のとおりである。
件数(セル範囲,件数を数えたい値)
件数を数えたい値(e2)は、数値またはセル番地を指定する。A23に“1”と入力されているのでC23の式は以下の式になる。
件数(C2〜C21,A23)
2.式のコピーに対応できるように絶対参照と相対参照の指定を考える
C23の式をコピーするので、コピーしても不具合が起こらないように絶対参照と相対参照を考える。

このような場合は、横方向へ式をコピーした場合と、縦方向にコピーした場合の2つのケースを考えるとよい。この場合は、C23の式を横方向へのコピーであるD23に入力される式と、縦方向へのコピーであるC24に入力される式を考える。
まず、横方向へのコピーであるセルD23に入力される式を考える。D23にはD2からD21の1の個数が表示されなければならい。したがって、以下の式になる。
件数(D2〜D21,A23)
C23の式をそのままコピーすると、以下の式になる。
件数(D2〜D21,B23)
“1”を参照しているセルの位置がずれてしまう。コピーによってずれないようにするためにe2の列を絶対参照$で指定し、$A23としなければならない。
件数(C2〜C21,$A23)
次に縦方向へのコピーであるC24の式を考える。C24は、C2からC21の2の個数が表示されなければならない。したがって、以下の式になる。
件数(C2〜C21,$A24)
C23の式をコピーすると、以下の式になる。
件数(C3〜C22,$A24)

e1のセル範囲がずれてしまう。コピーによってe1のセル範囲がずれないようにするために行を絶対参照で指定し、C$2〜C$21と指定しなければならない。
以上からC23に入力される式をまとめると以下の式になる。
件数(C$2〜C$21,$A23)
コピーによってセルの参照位置がずれないよにするために、縦方向にコピーする場合は、行を絶対参照で指定し、横方向へのコピーは、列を絶対参照にすると覚えておくとよい。
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