初級シスアド過去問題解答と解説
解答:イ
企業会計には以下の2種類がある。
- 管理会計
- 財務会計
管理会計は、企業の経営者や社員が意志決定や業績を評価するために経営状態把握するために行うものである。このため会社全体だけではなくより詳細に会計分析を行うために部門別や製品別などの会計分析を行う場合がある。
財務会計は、企業の外部利害関係者に対して、配当などの情報を提供することを目的にしたものである。
- ア 管理会計では、経営状況の把握が目的のため会計上の情報は、契約書などの証拠で必ず立証する必要はない。
- ウ 管理会計では、貨幣による測定はもちろんであるが、そのほかに工数などでも計量化を行う場合がある。
- エ 商法や税法など法律に基づいた計算をおこなわなければならないのは財務会計である。管理会計においては、経営状況を把握するために経営学や統計学を用いて計算を行うこともある。