初級シスアド USBとは
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USB(universal serial bus)は、シリアルインターフェースで、パソコンとハードディスクやスキャナー、プリンターなどの周辺装置を接続するための規格である。
USBは電源を入れたまま機器が接続可能なホットスワッピング(hot swapping)や周辺装置を接続すると、自動的にドライバーのインストールや設定を行うプラグ・アンド・プレイ(plug and play)に対応に対応している。このため取扱が容易であるので、もっとも普及しているインターフェースである。
USBの規格にはUSB1.1とUSB1.1を発展させたUSB2.0がある。USB1.1とUSB2.0のデータ伝送速度は、表のとおりである。
規格 | データ伝送速度 |
---|---|
USB1.1 | 12Mビット/秒 |
USB2.0 | 400Mビット/秒 |
USBを使った周辺機器との接続方法
USBでパソコンと周辺機器を接続する場合において、パソコンのUSBポートが空いていればそのポートを使ってパソコンと周辺機器を接続すればよい。しかし、パソコンのUSBポートが足りない場合は、USBハブを使ってUSBポートを増設する。USBハブを介してパソコンと周辺装置をツリー状に接続する。USBハブは、5階層まで接続できる。
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USBハブは、以下の2種類がある。
- USBハブ自体が電源を持つセルフパワード
- 電源を持たないバスパワード
バスパワードは、信号線から電気を供給するため使用電力に制限がある。
このため使用電力が大きい装置を接続すると動作しないなどという不具合が起こるので、接続する機器に注意が必要である。
初級シスアド USBのまとめ
初級シスアド試験対策において、USBに関しては以下のことを覚えて欲しい。
- 接続できる機器は最大127台である
- 電源を入れたまま機器が接続できるホットスワッピングに対応
- 周辺装置を接続すると、自動的にドライバーのインストールや設定を行うプラグ・アンド・プレイ(plug and play)に対応している。
- USBハブを使ってツリー状に接続する
- USBハブは、最大5階層まで接続可能である。
- USBハブには、電源を内蔵しているセルフパワードと電源を内蔵しないバスパワードがある。