初級シスアド 過去問題 平成14年度 秋期 午前(問41〜問50)

 
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■問41■
 表は,ある人が 1 人でプログラム開発を開始するときに立てた計画表である。6月1日に作業を開始し,6月16日までは計画どおりに進んだ。6月17日の終了時点でコンパイル作業の 50%を終了した。6月17日の終了時点で,テスト完了までのすべての行程の何%(小数点以下は四捨五入する)が終了したことになるか。ここで,開発は,土・日曜日を除く週 5 日間で行う。

初級シスアド 平成14年秋期 問41

       

ア 71 イ 74 ウ 76 エ 82

答え: 

■問42■
 営業店システムの本稼働の 3 か月前に,利用者に画面を操作してもらったところ,変更要望が 500 件近くあった。内容は操作面の細かい指摘が大半であり,実務に影響があるものは少ない。稼働までの期間を考えるとすべての要望に対応することは困難である。対応策として,最も適切なものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問42

開発を中止して,利用者の要求仕様のまとめからやり直す。
当初の予定どおり本稼働を優先させ,要望には一切対応しない。
要望に優先順位を付けて,業務上問題のある変更要望だけに対応する。
要望の出てきた順番に仕様書とプログラムの修正を行い,変更が終了してから本稼働に移る。

答え: 

■問43■
 Web サーバの日常管理として,そのログファイルを分析している。そこから分かるものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問43

ア アクセスされたページ
イ 閲覧者が利用しているコンピュータ機種名
ウ 閲覧者側のブラウザ表示速度
エ サーバ上の HTML ファイルと画像ファイルの数

答え: 

   
■問44■
 A 部門では,部門内で共用するデータベースをサーバ上にもつ部門内クライアントサーバシステムを構築中である。その一環として,このデータベースのハードディスク障害時の対策を検討している。障害が発生したときも,中断することなく業務を続行できる方策はどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問44

共通データベースの格納場所を複数のハードディスクに分散させる。
サーバのディスクを二重化し,通常稼働時は同時に二つのディスクに書き込む。
サーバの予備機を設置し,OS とアプリケーションソフトを本番機と同じ構成にして,本番機が故障した場合にすぐに引き継げる状態にしておく。
夜間にディスク内のファイルを磁気テープにバックアップする。

答え: 

■問45■
 本稼働前に,システムが正常に稼働できるかどうかを確認するために,ユーザ部門と情報システム部門が合同で運用テストを実施することになった。ユーザ部門が実施するテストの内容として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問45

意図する業務手順どおりに,システムが稼働するかどうかをテストする。
オンライン処理の立上げ及び停止,夜間のバッチ処理などが,決められた運用手順どおりに稼働するかどうかをテストする。
すべてのモジュールが仕様書どおりにできているかどうかをテストする。
ハードウェアや OS でトラブルが発生した際の,障害回復手順をテストする。

答え: 

■問46■
 旅費精算システムが更新されて,各部署のシステムアドミニストレータに新しい操作マニュアルが配付された。このとき,システムアドミニストレータが行う行為として,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問46

旧操作マニュアルを回収して新操作マニュアルを利用者全員に配付し,新操作マニュアルの利用を周知徹底する。
新操作マニュアルは紛失しないように保存し,システムの変更点だけを利用者に伝える。
操作マニュアルの更新を全員に連絡すると混乱するので,システムの使用頻度の多い社員だけに連絡する。
利用者に新操作マニュアルを配付すると混乱するので,システムが更新されたことだけを連絡する。

答え: 

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■問47■
 A 社では毎日 1 回,電話回線を利用して,日報データを伝送している。このたび,コスト削減のために,データの圧縮伸張機能をもったソフトウェアを導入したところ,使用実績からデータ圧縮率(圧縮後のデータ量/圧縮前のデータ量)は 60%であった。
 回線使用料は,基本料が月額 2,600 円で,1 分単位(切上げ)に 40 円ずつ加算されていく。ソフトウェア導入前の回線使用時間は,1 日当たり平均 50 分 30 秒 であった。
 ソフトウェアの購入費用は 112,000 円であり,回線使用時間は伝送データ量に比例する。このとき,ソフトウェアの購入費用は何か月で回収できるか。ここで,1 か月の稼働日数は 20 日とする。

初級シスアド 平成14年秋期 問47

ア 6 イ 7 ウ 8 エ 9

答え: 

■問48■
 消費電力 300W の本体と 80W のディスプレイから構成されるパソコンを毎日 8 時間,30 日利用したとき,電気代は幾ら(円)になるか。ここで,電力料金は 1 kWh 当たり 15 円とし,力率は 1.0 とする。

初級シスアド 平成14年秋期 問48

ア 171 イ 288 ウ 1,080 エ 1,368

答え: 

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■問49■
 システムの保守に関する記述のうち,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問49

システムの設計・開発とは異なり,システムを保守するためには,システムの知識に頼らずマニュアルに従った作業をすることが重要である。
システムの保守に当たっては,ユーザからの改善要求やシステムトラブルに適切に対応することが重要であるが,正確な対応記録を残すことも重要である。
システムの保守を効率良く行うためには,システム部門が中心となって計画を進めて,ユーザ部門の参画をできるだけ減らすことが望ましい。
ユーザ部門からのシステムに対する改善要求を,システム部門の限られた人員で効率良く処理するためには,簡単で実施しやすいものから対応するのがよい。

答え: 

■問50■
 新システムの操作マニュアルを作ることになった。文章を分かりやすく記述するための工夫のうち,適切なものはどれか。

初級シスアド 平成14年秋期 問50

一連の操作は,一つの文にまとめて記述する。
修飾語は,修飾の対象となる語に密接させる。
重要な注意は,文の最後にまとめて記述する。
長い修飾語は,短い修飾語の後ろにする。

答え: 

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