Z君 |
「 |
調べた結果,不良品数の多い約20%の品種のほとんどは,ある特定値以下の規格重量をもつ軽い品種であるということが分かった。さらに,これらの品種に特に不良品数が多いのは,他品種と比べて,製造数が多いからではなく,不良率が高いからであるということも分かった。」 |
Y君 |
「 |
それなら,すべての品種について規格重量と不良率の関係を調べよう。」 |
Z君 |
「 |
縦軸を 【 d 】,横軸を 【 e 】
とした散布図を見れば,両者の関係が分かる。この図を見ると,領域1,2,3の三つに分けて考えることができそうだ(図1)。」

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Y君 |
「 |
ほとんどの品種は不良率が小さいので,領域3に集中している。」 |
Z君 |
「 |
領域1には少数の品種が存在するが,領域2にはほとんど存在しない。」 |
Y君 |
「 |
つまり,不良率が高い品種の規格重量は特定値以下に限定されるということだ。」 |
Z君 |
「 |
共通の属性をもつ品種の集まりを1個の円で表してみよう(図2)。図2で,規格重量が特定値以下の品種の集まりを左側の円,不良率の高い品種の集まりを右側の円で表すと,どちらにも含まれる品種は2個の円の重なった部分として表される。不良率の高い品種のほとんどが
【 f 】 に含まれていて,【 g 】
に含まれている品種はほとんどない。しかし,規格重量が小さいにもかかわらず不良率が高くない品種,つまり
【 h 】 の領域に含まれる品種は多数ある。」 |
Y君 |
「 |
ということは,規格重量の大小だけではなく,ほかにも不良率が高くなる原因があるかもしれないということだろう。」
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