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■問2■ |
表計算ソフトを利用した経費管理に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
県内に数か所の販売営業所をもつ食品会社D社では,各販売営業所の規模に応じて経費予算を割り振っている。経費の科目ごとの実績管理は,各販売営業所に任せている。E販売営業所の総務担当者は,経費支出を科目ごとに毎月手作業で集計していたが,表計算ソフトを利用して経費管理を効率化することにした。
総務担当者は,図のような経費管理ワークシートを作成した。経費管理ワークシートの各項目(セル)の内容を次のように決め,それぞれの項目に必要な計算式を入力する。D社の決算期は4月1日〜9月30日と,10月1日〜翌年3月31日であり,決算期ごとに新しいワークシートを作成し,経費の管理を行うことにした。
(1) |
2,3行目は経費合計部の見出し行である。 |
(2) |
セルC4〜C14には科目コード,セルD4〜D14には科目コードに対応した科目名を入力しておく。 |
(3) |
セルE4〜E14には,各科目の予算額を入力しておく。 |
(4) |
セルF4〜F14は,経費明細部の金額を科目ごとに合計する。 |
(5) |
セルG3〜L3には,決算期の対象月を入力しておく。 |
(6) |
セルG4〜L14は各科目の月次実績とし,経費明細部の金額を科目ごと,月ごとに合計する。 |
(7) |
セルE15〜L15は,予算,実績,月次実績の金額をそれぞれ列ごとに合計する。 |
(1) |
18行目は経費明細部の見出し行である。 |
(2) |
経費明細部は,1,000行あれば十分である。 |
(3) |
19行目以下は,月(列A),日(列B),科目コード(列C),金額(列E),摘要(列F)を入力する。 |

このワークシートでは,次の三つの関数を用いている。
(1) |
垂直照合関数 |
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垂直照合関数の書式は,“垂直照合(照合値,照合範囲,列位置)”
となっている。垂直照合関数は,“照合範囲” の最左端列を上から下に走査し,“照合値”
と等しい値を含むセルが初めて現れる行を探す。次に,その行に沿って
“照合範囲” の最左端列から数えて “列位置” を
1,2,3,… と付与し,該当する “列位置” のセル値を関数値として返す。“照合範囲”
は,ワークシート中の長方形領域とし,領域の左上と右下のセルを使って
“左上〜右下” の形で指定する。 |
(2) |
文字列結合関数 |
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文字列結合関数の書式は,“文字列結合(セル1,セル2)”
となっている。“文字列結合(A1,B1)” とした場合,セルA1の文字列の末尾にセルB1の文字列を結合して一つの文字列にまとめ,関数値として返す。セルA1,セルB1が数値の場合には,文字列に変換して結合する。 |
(3) |
条件付合計関数 |
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条件付合計関数の書式は,“条件付合計(範囲,検索条件,合計範囲)”
となっている。“条件付合計(A1〜A10,C1,B1〜B10)”
とした場合,セルA1〜A10のうち値がセルC1の値と同じセルを探し,セルB1〜B10のうちそれと対応するセルの合計値を関数値として返す。
“検索条件” として,関数を用いることもできる。 |
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■設問1■
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経費明細部で,科目コードを入力しただけで科目名が表示されるようにする方法を次に示す。【 】
に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
経費明細部の列Cに科目コードを入力し,垂直照合関数を利用して科目名を参照する。垂直照合関数は,セルC19に科目コードが入力されると,照合範囲のセルC4〜D14の最左端列セルC4を起点として走査し,照合値セル
【 a 】 と値が等しいセルを探す。科目名は照合範囲の
【 b 】 列目なので,その行の列Dの値が科目名となる。
セルD19に次の計算式を入力し,セルD20〜D1018に複写する。
垂直照合(【 a 】,【 c 】,【 b 】)
ア 1 |
イ 2 |
ウ 3 |
エ C4〜D14 |
オ C$4〜D$14 |
カ $C4〜$D14 |
キ C19 |
ク C$19 |
ケ $C$19 |
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■設問2■
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経費合計部で,科目ごとの実績合計を求める計算式をセルF4に入力し,セルF5〜F14に複写する。セルF4に入力する次の計算式中の
【 】 に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
条件付合計(【 d 】,【 e 】,【 f 】)
ア C4 |
イ C$4 |
ウ $C$4 |
エ C19〜C1018 |
オ C$19〜C$1018 |
カ $C19〜$C1018 |
キ E19〜E1018 |
ク E$19〜E$1018 |
ケ $E19〜$E1018 |
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■設問3■
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科目ごとの月次実績を求める方法に関する次の記述中の
【 】 に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
条件付合計の検索条件に,月と科目コードの二つを同時に設定する手順を考えた。
(1) |
経費明細部の行ごとに,月と科目コードを一つの文字列にまとめる次の計算式をセル 【 g 】 に入力し,セル
【 h 】 に複写する。
【 i 】 |
(2) |
科目ごとの月次実績は,経費合計部の月(セルG3〜L3)と科目コード(セルC4〜C14)を合わせた検索条件で
(1) の範囲を検索し,検索条件に合った行の金額を合計して求める。科目ごとの月次実績を求める次の計算式をセルG4に入力し,セルG4〜L14に複写する。
条件付合計($G$19〜$G$1018,【 j 】,$E$19〜$E$1018) |
ア G19 |
イ G20〜G1018 |
ウ H19〜L19 |
エ L19 |
ア 文字列結合(A19,C19) |
イ 文字列結合(A$19,$C19) |
ウ 文字列結合(G3,C4) |
エ 文字列結合(G$3,$C4) |
オ 論理積(A19,C19) |
カ 論理積(A$19,$C19) |
キ 論理積(G3,C4) |
ク 論理積(G$3,$C4) |
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■答え■
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設問1 : |
a−キ,b−イ,c−オ |
設問2 : |
d−オ,e−ア,f−ク |
設問3 : |
g−ア,h−イ,i−ア,j−エ |
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