初級シスアド 過去問題 平成15年度 秋期 午後(問3) |
■問3■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
在庫管理に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
S商店は,約30年前に雑貨屋として創業した。その後,取扱商品を増やしてきた結果,現在では5,000種類を超える商品を扱うようになった。これまで商品の在庫管理と発注は,担当者の経験と勘を頼りに行ってきた。しかし,商品数が増えるにつれて,在庫の把握が困難になってきている。
〔在庫管理の方法〕 このシステムで用いるデータベースの構造は,図のとおりである。ここで,販売時点で各商品の売上を記録したものが売上明細表であり,それを営業日ごとに集計したものが売上表である。日々の売上は,出庫として在庫表に反映される。商品を発注すると,発注表に行を追加し,発注先から通知される予定日を入庫予定日にする。発注表の入庫年月日と入庫数量には,発注時点ではそれぞれNULLと0を設定しておき,商品が実際に入庫されると,その日付と実際に入庫した数量に変更する。一つの注文が分納されることはない。
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■設問1■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
営業日の閉店後に在庫数量を把握し,発注すべき商品の一覧を作成したい。そのための手順に関する次の記述中の
【 】 に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。ここで,[日付]には,処理当日の日付が入る。
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■設問2■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このデータベースに蓄積されたデータに基づいて商品を効率よく管理する方法に関する次の記述中の
【 】 に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。ここで,[開始日]と[終了日]には,分析対象期間の最初と最後の日の日付がそれぞれ入る。 多数の商品をすべて同等に管理することが困難な場合,売上全体に占める割合を基に,重点的に管理すべき対象を絞り込むことがある。そのための分析方法としては,ABC分析が有効である。 ABC分析の結果で 【 h 】 グループに分類された商品が,重点管理の対象となる。 そこでS商店では,次のSQL文の結果を基に 【 i 】 を作成してABC分析を行い,重点管理対象を絞り込むことにした。 SELECT 売上表.商品番号,商品名,SUM(【 j 】) AS X FROM 商品表,売上表 WHERE 商品表.商品番号 = 売上表.商品番号 AND 売上年月日 BETWEEN [開始日] AND [終了日] GROUP BY 売上表.商品番号,商品名 ORDER BY 【 k 】
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■設問3■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このデータベースに蓄積されたデータに基づく入庫遅れ調査に関する次の記述中の
【 】 に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。ここで,[日付]には,処理当日の日付が,[開始日]と[終了日]には,分析対象期間の最初と最後の日の日付がそれぞれ入る。
発注した商品の実際の入庫日が入庫予定日よりも遅れると,欠品を招くおそれがある。入庫遅れが多発している商品については,納入業者との折衝に加え,発注点と発注数量の見直しも必要になる。 SELECT 発注表.商品番号,商品名,COUNT(*)
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■答え■ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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