初級シスアド 過去問題 平成11年 春期 午前(問61〜問70)

 
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■問61■
パソコンで、オフィスソフト1とオフィスソフト2を利用したい。OSとそれぞれのソフトで必要となるハードディスク容量は、表のとおりである。これらのソフトを格納して実行するために最低限必要なハードディスクの容量は、何Mバイトか。ここで、文書ファイル格納用として10Mバイトは確保しておくこととし、オフィスソフト1とオフィスソフト2を同時に使うことはないものとする。

初級シスアド 平成11年春期問61

ア 900     イ 970     ウ 1,250     エ 1,370

答え: 

■問62■
DATを使ってハードディスクの全ファイルのバックアップを取り、このハードディスクを初期化した後、DATから全ファイルをハードディスクに戻したところ、システムの起動やデータアクセスの時間が短くなった。この理由として、適切なものはどれか。

初級シスアド 平成11年春期問62

ア 初期化によってドライバが新しくなったから
イ ハードディスク上のファイルの断片化が解消されたから
ウ バックアップの際、二重化されていたファイルが一つになったから
エ バックアップを戻した際、アクセス頻度の高いファイルがディスクの外周近くに配置されたから

答え: 

■問63■
インターネットの電子メールアドレスの表記で、発信人や受取人のユーザIDとホスト名やドメイン名との間に使われる区切り記号はどれか。

初級シスアド 平成11年春期問63

ア &     イ #     ウ $     エ @

答え: 

 
■問64■
TCP/IPを使ったネットワークを構成する機器のうち、IPアドレスが不要なものはどれか。

初級シスアド 平成11年春期問64

ア NIC(ネットワークインタフェースカード)
イ トランシーバ
ウ ネットワークプリンタ
エ ルータ

答え: 

■問65■
MTBFが20万時間のディスク装置100台からなるディスクシステムは、平均何週間に一度の割合で故障を起こすか。ここで、ディスクシステムは24時間稼動し続けるものとし、信頼性を上げるための冗長構成はとっていないものとする。

初級シスアド 平成11年春期問65

ア 12     イ 83     ウ 1,200     エ 8,300

答え: 

■問66■
情報システム部門が構築した基幹業務システムで使用していたパソコンが、障害内容を画面に表示して突然動作しなくなった。このような事態に対する利用者の最初の行動として、障害対応マニュアルに記述すべき内容はどれか。

初級シスアド 平成11年春期問66

ア 画面に表示された障害内容によって、自分で対応できる単純な障害か、情報システム部門へ依頼すべ
  き障害かの切分けを行うこと
イ 基幹業務システムのクライアントとしてパソコンを使っている人たちに障害が発生したことを連絡し、実
  行中の処理を中断させること
ウ 情報システム部門へ障害内容を電子メールで連絡すること
エ 電源スイッチかリセットボタンを押して、パソコンを再起動させること

答え: 

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■問67■
営業部では、部内のネットワークプリンタを共有している。プリンタは同一モデルのものが2台あり、パソコンからの出力は、空いているプリンタで自動的に印刷される。プリンタの使用率を平均50%以下にしておくためには、次の条件で何台までしかパソコンを接続できないか。

初級シスアド 平成11年春期問66

(1)パソコン1台当たりの印刷量は1時間に平均30ページ
(2)プリンタの印刷速度は、1分間に20ページ

ア 15      イ 20      ウ 40      エ 80

答え: 

■問68■
各ディスク装置にデータとパリティを分散するRAID5に関する説明として、正しいものはどれか。

初級シスアド 平成11年春期問68

ア 磁気テープ装置と磁気ディスク装置を一体化してバックアップの自動化を実現する技術である。
イ 半導体メモリを使って高速アクセス可能なディスク装置を実現する技術である。
ウ 複数の磁気ディスク装置を使って信頼性が高く高速な大容量記憶媒体を実現する技術である。
エ ランダムアクセス機能をもつ磁気ディスク装置を実現する技術である。

答え: 

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■問69■
ディレクトリにファイルのアクセス権を設定できるOSがある。このアクセス権の設定方法について、情報システム部門の担当者から次のような説明を受けた。

初級シスアド 平成11年春期問69

@ アクセス権には作成、読取り、更新の3種類がある。
A この3種類のアクセス権は、それぞれが1ビットを使ってアクセスの許可、不許可を設定できる。 ディレ
  クトリには、合計3ビットの情報として設定する。
B この3ビットを8進数で表現し、0〜7の数字で設定する。

この説明の後で設定の試行を行った。次の試行結果から考えて、正しい記述はどれか。

 

[試行結果]
@ 0を設定したら、一切のアクセスができなくなってしまった。
A 3を設定したら、読取りと更新はできたが、作成ができなかった。
B 7を設定したら、すべてのアクセスができるようになった。

ア 2を設定すると読取りと作成ができる。
イ 4を設定すると作成だけができる。
ウ 5を設定すると更新だけができる。
エ 6を設定すると読取りだけができる。

答え: 

■問70■
ワクチンソフトの利用に関する記述のうち、正しいものはどれか。

初級シスアド 平成11年春期問70

ア ウイルスはプログラムファイルに潜伏するので、ワクチンソフトはプログラムファイルを検査するように
  設定すればよい。
イ ワクチンソフトのパターンファイルは、そのパターンファイルの作成日以降の更新日付をもつソフトウェア
  をインストールしない限り、置換えの必要はない。
ウ ワクチンソフトをコンピュータ上に常駐させると処理が遅くなるので、普段は起動せず、ウイルスに感染
  したときに起動すれば十分である。
エ ワクチンソフトを使ってもウイルスを完全に駆除できない場合があるので、ファイルのバックアップを作
  成しておくなどの復旧手段を準備しておくべきである。

答え: 

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