初級システムアドミニストレータ 統計 過去問題 解説

Pursue

■問1■

  正解:ウ

  問題のデータに対して平均、メジアン、モードとレンジを求めればよい。
  平均は、全データの合計を求めそれをデータの数で割ってやればよい。

  ( 45 + 55 + 55 + 55 + 65 + 65 + 70 + 70 ) ÷ 8 = 60

  メジアン(中央値)は、データを昇順または、降順に並べたときのまん中の値である。データの数は8個である。したがって、4番目と5番目の平均がまん中である。

  (55+65)÷2=60

 メジアンは60である。

  モード(最頻値)は、データの中でいちばん出現回数の多いデータのことである。55が3 個でいちばん多いので、モードは55である。

  レンジ(範囲)は、データ中の最大値から最小値を引いた値である。最小値は45、最大値は70である。

  70 − 45 = 25

  レンジは25である。
  解答群の記述で正しい記述は(ウ)であることが分かる。

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■問2■

 正解:エ

  平均、モードとメジアンを求めてその値を小さい順に並べればよい。まず、平均を求める。平均は、それぞれの得点と人数をかけてやり、合計を求める。それを合計人数で割ってやればよい。

        

  モード(最頻値)は、出現回数の多いデータである。つまり、いちばん人数の多い得点である。20点が7人で人数が一番多い。たがって、モードは20である。

  メジアン(中央値)は、データを昇順または、降順に並べたデータで、上から数えても下から数えてもまん中の値である。40人のまん中は、20番目と21番目の間である。したがって、20番目と21番目のデータの平均がメジアンである。20番目は30、21番目も30であるから、平均も30である。
昇順に並べると、

  モード(20) < メジアン(30) < 平均(42)

となる。

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■問3■

 正解:イ

  データの4番目と5番目の値を問う問題である。8個のデータのメジアン(中央値)は、4番目と5番目の値の平均で求める。したがって、解答群の中より2つの数値の平均が25になるものを探せばよい。2つの数値の平均が25になるのは(イ)である。

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■問4■

 正解:エ

  平均、モードとメジアンをそれぞれ求めて、小さい順に並べればよい。
  平均は、全データの合計を求めそれをデータの数で割ってやればよい。

       

  モードは、出現回数のいちばん多い値であるから、50である。

  メジアン(中央値)は、データを昇順または、降順に並べたデータで上から数えても下から数えてもまん中の値である。7個のデータの場合は4番目の値である。4番目の値は55である。

小さい順に並べると、

  モード(50) < メジアン(55) < 平均(60.71)

となる。

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