初級シスアド講座 論理演算

■初級シスアド講座 論理演算■

コンピュータの演算は、+、−、×、÷の四則演算のほかに論理演算がある。論理演算とは、2つ以上の1または0入力値に対して、1つの演算結果(1または0)を出力する演算のことである。論理演算は、初級シスアドの試験では重要でSQL文における抽出条件の作成などにおいて必要不可欠な考え方だからだ。
論理演算の演算の種類として、論理積(AND)、論理和(OR)と否定(NOT)の3種類がある。また、論理積(AND)、論理和(OR)と否定(NOT)を組み合わせた否定論理積(NAND)、否定論理和(NOR)と排他的論理和(EOR、XOR)がある。論理演算では、@各論理演算の考え方A論理式Bベン図C真理値表の4つをマスターして欲しい。

 

1.論理積(AND)

     論理積(AND)は、入力値がすべて1のときに1を出力する。それ以外の入力値
   のときは0を出力する。

           

2.論理和(OR)

        論理和(OR)は、入力値にいずれか1が入力されたときに1を出力する。それ以外の入
     力値のときは0を出力する。

            

3.否定(NOT)

        否定(NOT)は入力された値が1なら0に、0なら1に反転する。

            

4.否定論理積(NAND)

        否定論理積(NAND)は、AND出力を否定(NOT)したものである。すべての入力値が1の
      とき0を出力する。それ以外のときは、1を出力する。

             

5.否定論理和(NOR)

        否定論理和(NOR)は、OR出力を否定(NOT)したものである。すべての入力値が0のとき
     1を出力する。それ以外のときは、0を出力する。

            

6.排他的論理和(EOR、XOR)

        排他的論理和は、入力値が違うとき1を出力する。それ以外(入力値が同じとき)は、0を
     出力する。

              

7.ド・モルガンの定理

    論理演算においては、次のような関係が成り立つ。これをド・モルガンの定理という。

                

8.条件式におけるAND、OR、NOT

        条件式などにおけるAND、ORとNOTは

                 

という意味である。次の表を使って、AND、ORとNOTを使って氏名の検索をおこなってそれぞれの違いを理解しよう。

                

 

「性別='女' AND 年齢 >= 21」とすると、「性別が'女'かつ年齢が21以上」という意味である。したがって、「石田 美穂」が検索結果となる。

            

 「性別='女' OR 年齢 <= 20」とすると、「性別が女または年齢が20以下」という意味である。したがって、「石田 美穂」、「上原 二郎」、「江崎 優香」が検索結果となる。

            

 「性別 NOT='女'」とすると、「性別が女でない」という意味である。したがって、 「浅田 一郎」、「上原 二郎」、「大和 三郎」が検索結果となる。

             

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